17. 本当にやれることを全部やってますか? w/ takoratta
2019年06月15日
内容紹介
takorattaさんをゲストに、日本のIT業界の歴史、国内外のソフトウェアの考え方の違い、プラットフォーム戦略とエコシステム、エンジニア採用などについて語っていただいたエピソードです
出演者
話したネタ
- DECって会社は何をやっていた?
- IBMと7人の小人達
- メインフレームに対するアンチテーゼ、ミニコンピューター
- NEC PC-9801が大流行した時代
- この時代の日本のIT企業は何をしていたのか?
- 通産省とのタッグ
- 富士通、日立、NEC、日本IBMで市場を分け合っていた時代
- ソフトウェアはハードウェアのおまけだった
- SIerという名前が生まれてきた背景
- 当初は何と何をインテグレーションしていたのか?
- トークンリングとイーサネット
- 90年代の日本の技術者は、どのような開発をしていた?
- ユニコードがない時代なので、国際化は大変な仕事だった
- IT業界の下請け構造はどの時期から発生しはじめたのか?
- Unixがのるワークステーション vs Windowsがのるパーソナルコンピューター
- デヴィッド・カトラー
- Windows95のこの時代もUXが優れていたのはAppleだった、ただこの頃のMacは不安定だった
- AppleTalkは素晴らしかった
- 90年代の日本のIT企業は強く、ソフトウェアの出来はとても良かった
- オープンシステム流行の背景
- エンドユーザーコンピューティング
- 4GL
- なぜ、この時代の日本製品のソフトウェア品質が高かったのだろうか?
- UIのちょっとしたミスが製品全体の品質の疑いにつながる
- 一番やってはいけないのはリコール
- 現代のWeb向けのサービスは、リリースまでに直すもの、リリースしてから直すものを分けて考える
- ITに対する捉え方の違いが、国内・国外との差を広げたのではないか
- ヨーロッパ、アメリカ、日本のソフトウェアの捉え方の違いは?
- 科学・製造・ビジネス
- 経営者自身がソフトウェアを攻めの道具として捉えたのが米国だった
- 日本と米国の状況は危機的、スピード感が違う
- 日本では、減ってきたもののIT/ソフトウェアの価値をまだ理解していない
- 及川さんのエンタープライズ向けのDXセミナーは娯楽
- 静かに暮らしたい人たち
- 年功序列、終身雇用、企業内組合という三種の神器
- 安定を望む人も多いが、もうそんな場所はない
- むしろ自分自身に自信を持てることが安定につながる
- 米国的なジョブ型採用があるからこそ、社会・産業全体の最適化につながる
- 社内のマイノリティの動きを、いかにしてメインストリームにもっていくか?なぜ難しいのか?
- 新しいことにチャレンジするコストよりも、転職するコストのが安い
- みんな辞めればいい、そうすれば経営者は危機感を持つ
- Exit Interview
- 人は会社と心中する必要はない
- 本当に古い会社が変わらないといけない危機意識を持つために人材流動は大切
- いつでもやめられる、けどやめない社員がいる会社は強い
- 辞める気になって会社に働きかけてみましょう、本当にやれることを全部やってますか?
- 井深さんの「説得工学」
- 足りないのはやり切る覚悟
- 一番必要なのはアントレプレナーシップ、起業家精神
- 本当にあなたが成し遂げたいときに、どこまで覚悟をもってやっていますか?
- オーナーシップを持って進めるのが少なくなってきているのではないか
- 日本は、誰かがやったものをより良くやるので上手くいっていた民族なのでは?
- 他国のをまねして上手く仕上げて、外に出せばいい
- スタートアップと同じことを、大企業でなぜできないのか?
- アマゾンの成功から日本の部品メーカーが学ぶべき理由
- 最初のiPhoneにはSDKがなかった
- まず自社の体験でユーザ体験を作り上げて、徐々に広げていく戦略
- どのタイミングで、AmazonはAWSを始めようと判断したのだろうか?
- リテール業界でAWSを使わなくなる傾向
- IT業界でいうエコシステムは、プラットフォームが絶対に勝つエコシステム
- Mircosoftの遡上である開発ツールのプラットフォーム化
- 部品メーカーも思想を変えれば、プラットフォーム化できる
- nVidiaは部品メーカーからプラットフォーマーへの例
- 日本で足りない役割としてのBizDev、パートナー開拓
- (エンプラで)内製したい若者が、上の人を説得するときにどう説得・行動すればよいか?
- エンジニアとエンジニアじゃない人が組む社内ハッカソン
- 採用は一種の営業活動である
- 組織、環境を魅力的にして外に広報していく働きが必要
- 採用に本当に困ってるんだったら給料を上げればいい
- エンジニアを引きつける3つの魅力
- 雇用条件・給与、プロダクト・ミッション、技術者としての面白さ
- 3つ出来なくても、1つは突き抜ければ良い
- 技術的に魅力的がないところには、優秀なエンジニアは来ない
- エンジニアが他の職種と違うところ
- 高い課題設定を魅力設定として打ち出す
- リファラル採用はやったほうがいい、なぜか?
- 本当に紹介できる・できないのリトマス試験紙になる = エンジニアのリテンションリスク
- 「いやー僕はいいんだけど、こいつは誘えないな」というときの理由
- 大企業が変わらないと、日本は変わらない
- エンタープライズから日本を変えていけると楽しいのではないか